室内建具・窓サッシのやさしいメンテナンスガイド

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大掃除、はかどっていますか?
大掃除の時に「サッシが開けづらいな」とか「戸の開閉時に音がする」など不具合を見つけることがあるかもしれません。
家の建具(室内扉や窓サッシ)は、毎日の生活の中で使うものだから、ちょっとしたお手入れで長持ちさせられます。
まずは自分でもできるお手入れの基本を押さえておきましょう。

| 毎日のちょっとしたお手入れ(ご自身でできること)

✅ドアや窓の動きをスムーズに
・ドアの 蝶番(ちょうつがい)や窓の レール部分 にホコリや汚れがたまると、開閉が重くなります。
軽いブラシや柔らかい布で汚れを取り、シリコーン系の潤滑剤を少量つけるとスムーズになります。

✅ 網戸やサッシ枠の掃除
・網戸は外して軽く掃除機でホコリを吸ったり、水拭きするだけでも違います。
※力を入れすぎると網が破れることがあるので注意しましょう。

✅ 窓まわりの湿気ケア
・雨の日や結露が出やすい時は、サッシの隅にたまった水を軽く拭くだけで、カビ予防になります。

✅ 定期的な点検の習慣を
・春・梅雨前・冬前など季節ごとに10〜15分程度、窓やドアをチェックするだけで、早めの発見につながります。


| ここまではOK!この先は...
日常のお手入れは自分で気軽にできますが、以下のような場合はぜひ慎重に考えてください。

自分でやるのが難しい/危ないケース

✅ 高所や足場が必要な作業
ベランダや2階の窓の外側など、高い場所は不安定で危険です。安全確保が難しい箇所はプロにおまかせましょう。

✅部品の交換や調整が複雑な場合

✅ サッシの歪みがある

✅ 結露で大きなカビが出ている

✅ 窓の開閉が極端に重い/動かない

✅ パッキン(密閉部品)が大きく劣化している
こうしたケースは専門知識と工具が必要なことが多いです。

ガラスや構造部分の修理
割れたガラスの交換やフレーム(枠)の修理は、適切に行わないと安全性や断熱性に影響することがあります。こういう作業はプロの技術に頼ると安心です。

| まとめ:上手に使い分けて快適な暮らしを

室内扉や窓サッシの簡単な掃除や動きの調整は、ご自身でも十分にできます。
ただし、不安定な箇所や設備の寿命にかかわる重要な部分、高所・複雑な修理は、無理をしないでくださいね。
弊社のような専門業者に相談しましょう。
日々のお手入れを少しずつ続けることで、建具はいつも気持ちよく動き、家全体の快適さも保てます。
「ここまでなら自分でできるかな?」という線引きを大切にしながら、お家のケアをしていけるといいですね。

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