掃除アイテム別・用途と使い方ガイド

家の汚れは「種類(油・水垢・皮脂・黒ずみ)」によって落とし方が変わります。洗剤を使い分けることで効率よくキレイに!基本の特徴と代表的な使い方をまとめました。
・①アルカリ電解水 → 油汚れ/日常の拭き掃除 → 直接スプレー+拭き取り
・②クエン酸 → 水垢/尿石/トイレ汚れ → 酸で水垢を中和して落とす
・③ウタマロクリーナー → 手アカ・油汚れ・水アカ → 中性で家中どこでもOK
・④セスキ → 強い油汚れ・皮脂 → セスキ水で浸け置き+こすり
①.アルカリ電解水(強いアルカリ性のクリーナー)
✅適した掃除箇所
・キッチンの 油汚れ
・レンジフード・コンロ周り
・冷蔵庫・電子レンジなど家電表面
・浴室・トイレのカビ・菌が気になる場所
・ドアノブ・テーブルなど日常的な表面汚れ
✅使用方法の基本
1.そのままスプレー
→汚れに直接スプレーします。
2.汚れを浮かせる
→数分〜10分ほど置くと固まった汚れが柔らかくなります。
3.拭き取り
→布やスポンジで拭き取るだけでOKです。
4.仕上げの水拭き
→油汚れなどは仕上げに軽く水拭きするとすっきり。
✅ポイント
化学物質が少なく安全性が高いので、家中の用途で使いやすいです。
拭いたあと 乾くと匂いや成分が残りにくい のもメリットです。
②.クエン酸(酸性)
✅適した掃除箇所
・水垢・白い汚れ(水回り)
・蛇口・シャワーヘッド
・トイレの黄ばみ・尿石
・鏡のくもり・浴室の石けんカス
✅使用方法の基本
1.クエン酸スプレーを用意
→クエン酸水がなければ、水200〜300mlにクエン酸小さじ1程度を溶かしてスプレーを作成。
2.汚れにスプレー
→水垢や尿石が気になる部分に吹きかけます。
3.時間を置く
→10〜30分程度放置して酸が汚れに浸透するのを待つ。
4.軽く擦って拭く
→スポンジや布で軽くこすり、水で洗い流します。
✅注意点
塩素系洗剤と絶対に混ぜないこと!
→混ぜると危険なガスが発生します。
③.ウタマロクリーナー(中性マルチクリーナー)
✅適した掃除箇所
・キッチン(油汚れ・手アカ)
・シンク・排水口
・冷蔵庫内外
・浴槽・浴室の壁・床
・洗面台・トイレ周辺
・窓ガラス・サッシ・家具の表面
✅使用方法の基本
1.汚れにスプレー
→ウタマロを直接噴射。
2.放置orこすり
→軽い汚れはすぐ拭き取れます。頑固な汚れは少し時間を置いたり、スポンジ・ブラシでこすります。
3.しっかり拭き取り
→水拭き+乾拭きで仕上げます。
✅特徴
・中性タイプなので、油汚れから水アカまで幅広く対応。
・香り付きで使いやすい。
・素手でもOKな優しい洗剤です(手肌が弱い方は手袋推奨)。
④.セスキ(セスキ炭酸ソーダ)
✅適した掃除箇所
・油汚れ全般(キッチン周り)
・食器や鍋・フライパンの油膜
・タイル・壁の汚れ
・排気口・換気扇の内部
・皮脂汚れ(家具や床など)
✅使用方法の基本
1.セスキ水を作る(セスキ水がない場合)
→水500mlにセスキ小さじ1〜2を入れてスプレー液を作成。
2.汚れに吹きかける
→油汚れや皮脂汚れに直接スプレー。
3.軽くこすって落とす
→スポンジや布でこすりながら汚れを落とします。
4.水ですすぎ・拭き取り
→最後にしっかり水拭きで仕上げてください。
✅使い方のコツ
・重曹よりも水に溶けやすく、 油汚れにはセスキのほうが力を発揮します。
★掃除をラクにするコツ
✅汚れの性質を知る
・油汚れ → アルカリ性(電解水・セスキ)
・水アカ → 酸性(クエン酸)
・日常全般 → 中性(ウタマロ)
✅順番が大切!
1.大まかなゴミやほこりを取り除く
↓↓↓
2.目的の洗剤を使う
↓↓↓
3.仕上げに水拭き → 乾拭きでピカピカ
以上、日々の家事をラクにするナチュラル掃除の基本でした。
使い方のコツを覚えて、まめに使えるようになりたいものです...(私も)。
