持続可能な社会をめざして
唐突ですが、世界で電力を使用できない人は7億人以上もいるという事実を
ご存じでしょうか。
SDGs「持続可能な開発目標」のひとつとして
【エネルギーをみんなに そしてクリーンに】があります。
これは、2030年までに誰もが安い値段で安定的に現代的なエネルギーを使えるように、
同時にエネルギー効率を良くしようとする動きを推進させる流れです。
そこで、世界中で注目されているのが、
「資源をくり返し使える」「二酸化炭素を排出しない」
という「再生可能エネルギー」です。
再生可能エネルギーの大きな特徴は
●エネルギー資源が枯渇しないこと
●温室効果ガスを排出しないこと
様々な再生可能エネルギーによる発電方法は様々ですが、
自然エネルギーの利用法について2つご紹介します。
★ パッシブエネルギー
建築的な工夫などで、自然エネルギーをそのまま利用した
「パッシブシステム」という方法です。
例えば、ゴーヤの緑のカーテンもそのうちの一つです。
また、南側に庇(ひさし)を設けたり、
北側の低い位置に窓をつけて熱移動させたりするのも有効です。
エアコンなど電気を使用して温度調整するのではなく、
可能な限り自然の力で、空間を快適に保つ方法のことを指します。
★アクティブシステム
機械(装置)を使う方法で得られるエネルギーのことを言います。
太陽光や、風力エネルギーを利用した発電などがあります。
その中でもCMでおなじみの「エネファーム」は電気をガスから発生させます。
電気を発生させる際、同時にお湯も作ってくれます。
導入コストはかかりますが、非常に効率が良い上に環境にもやさしいシステムです。
化石燃料の依存度を下げ、二酸化炭素を抑制できるこのようなシステムは
持続可能性を高められるとして注目されています。
これからの家づくりには、
世界のエネルギーや地球の環境を意識したものが
どんどん主流になりつつあります。
家づくりをお考えの方や、新築やリフォームをお考えの方、
どうぞお気軽に弊社までご相談ください。