年末にしたい大掃除②(キッチンまわり)

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ガスコンロまわりの掃除には重曹がベスト!

コンロの汚れの主な原因はこびりついた油汚れです。
そして重曹にはその油汚れを落とす力があるので、
水200mlに重曹小さじ1杯を溶かした重曹水は万能洗剤として使用できます。

コンロの汚れは時間の経過とともに頑固になっていきます。
できれば、まめに掃除を行うことがキレイなコンロを保つコツです。
油汚れは、冷えると固まってしまい落としにくくなるからです。

化学反応を利用して汚れを落とす、市販の油汚れ用洗剤もありますが、
調理器具の洗浄には、ケミカルな洗剤に抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。
それなら、重曹がベスト!「ベタベタ油汚れには重曹」です。

先日、テレビ番組で「油汚れの落とし方」について放送されていました。
参考になりましたので、ご紹介しますね。

■ 重曹水は一度沸騰させると効果がUP

重曹をたくさん使えば使うほど汚れが落ちるわけではありません。
こびりついた汚れに対して、研磨力を増すために濃度を上げる必要はありますが、
洗浄力をあげるために、重曹水の濃度を上げることはあまり効果がありません。
洗浄力をアップさせるコツは、一度沸騰させること。
沸騰させるとアルカリ性の性質が強くなり、より酸性の汚れ=油汚れを中和させることができます。

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出典:NHK「あしたが変わる トリセツショー」

重曹は水に溶けにくいため、乾いた後に白い粉が残ることがあります。
そのため、しっかりすすぎ洗いや、水拭きが必要です。
乾いたあとに白い跡が残ってしまった場合は、水拭きするとすぐ落ちます。

年末にしたい大掃除①(洗濯槽)

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びっくりするほど汚れが落ちる!洗濯槽の洗い方をご紹介します。

★用意するもの
①酸素系漂白剤:粉末500g以上、液体でも500ml~1,000ml
(必ず酸素系漂白剤を使用)
※市販の洗濯槽クリーナーは塩素系で、カビ臭さが残ったままになります。
酸素系(過炭酸ナトリウム)は、ヘドロのようなドロドロの塊が
大量にプカプカ浮いて取れるので、イヤな臭いもなくなります。
②ゴミすくいネット:浮いた汚れが取れます。100均にもあります。
③お湯:50℃ほどの湯(洗濯槽に高水位で溜まる量)

★クリーニングの手順
①洗濯機に50℃ほどのお湯を高水位で溜め、酸素系漂白剤を500g~1㎏入れます。
②洗いのみのコースで3~5分、寝るまでに2~3回、攪拌させます。
③一晩置いて、もう一度だけ洗いコースを3~5分間後、排水、脱水までします。
 洗濯槽の裏側にこびりついた黒かびがはがれやすくなります。
④洗濯槽にきれいな水を入れ、洗い、すすぎ、排水、脱水の洗濯コースをやります。
⑤最後に、乾いたぞうきんで水気を拭き取り、しっかり乾燥させたら完了です。

ぜひ、お試しください。
お掃除に取りかかる前に、ドアや窓を開けたり、換気扇を回すなど換気を良くしておきましょう!